サラリーマンが10年間ブログを続けられるか

普通のサラリーマンがいろいろやってみたい。

VPA ストッピングボリューム

ストッピングボリューム

このローソク足パターンは強さを表す。

ストッピングボリュームは、インサイダーによってブレーキをがかけられたときの動きを表す。市場はオイルタンカーのようなものだ。いきなり反転することはない。市場は勢いを持ったスーパータンカーのようなもので、ブレーキがかけられても反応するまでに時間がかかる。

 

この一連のローソク足が急落の後発生したのであれば、この後上方に反転する可能性があるため、注意が必要だ!このローソク足の条件は相場がディストリビューションである。

トッピングアウトボリューム

 

トッピングアウトボリュームはトッピングアウトボリュームは市場が上昇トレンドに乗って上昇したあと天井を付けることを意味する。相場がアキュミュレーションである。
 前にも言ったように、市場はいきなり止まって反転することはない。市場は勢いを持っているからだ。

名言ですなぁ

レンジ相場は相場の70%を占めている。レンジ相場のトレンド手法を考えた方がいい。納得。私もトレンドフォローを見極めたいと思っていますが、押し目買い、戻り売りは

ある意味逆張り?のではと疑問に思ったりします。私は順張りだ!私は逆張りだ!という2択の考え方はそもそも無理がなるのではと思っています。

重要なのは環境認識、相場分析、大衆心理によるトレード手法だと思います。

 

レンジ相場は2種類に分類できる

・ボラが拡大していくレンジ

・ボラが縮小していくレンジ

 

基本はボラが縮小していくレンジを検討する。

重要なのは 分からないとき、迷ったときは【やらない!】を徹底してください。

取逃したら勿体ないとか言う感情から来るのでしょうが、それが目の前のごまにばっかりみて、将来の金を無視すると言うヤツです

 

多くのトレーダーは取逃すことを恐れるあまり、余計なことをしてせっかく積み上げた利益を吐き出してしまいます。

 

  • 急落後(急騰後)、つまり【エネルギーを使い果たした後】なのでトレンドは継続しにくい。
  • エネルギーが無いと言うことはレンジ上下限で反転し易い。
  • 出来るだけ上下限に引き付けてエントリーしたい。
  • 恐らくトレンド継続を考慮した大衆がブレイクアウトを狙ってくる。
  • であれば、それを狩る値動きが高確率で発生する。
  • 何故なら相場と言うのは注文が溜まっている方へ進むよう出来ているから。
  • その値動きを利用すればエントリー後に伸びやすい。
  • エネルギーが不足しているのでブレイクはダマシに終わりやすい。

流れ星 ハンマー

流れ星 ハンマー

流れ星は上昇相場で現れ、相場が転換する可能性がある。

相場が天井に着き、立会の最安値で小さな実体があり、長い上ヒゲがつく1本のローソク足パターンです。つまり、買い手は価格を新高値に押し上げようとしますが、そうできません。

 

下落相場で現れる流れ星は逆ハンマーというか、これも相場が下落相場から転換する可能性がある。

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コマ(スピニングトップ)とは何か?

コマ(スピニングトップ)は、小さな実体が、長い上ヒゲと下ヒゲにはさまれている1本のローソク足パターンです。色は主な属性ではなく、トレンドの中のどこに現れるかが大切です。強い上昇トレンドでは、コマが現れると、相場の反転のシグナルである可能性があり、色が弱気(陰線)であれば、さらに強いシグナルとなります。下落トレンドでは、逆になります。強気(陽線)の色の時は、コマはさらに強いシグナルになります。

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とはいえ、このパターンで取引をするときは、このパターンはトレンドの真ん中にあらわれることが判明しているため、次のローソク足を確認するまで待つのが常に一番いい方法です。

丸坊主とは何か?

証券が一方向に大きく取引され、終値が立会中の高値か安値である時は、丸坊主と呼ばれます。丸坊主は剃った頭またははげ頭をさす日本語であり、ローソク足には上ヒゲも下ヒゲもない、つまり、ヒゲが剃られているという意味です。

このローソク足は、陽の丸坊主にも陰の丸坊主にもなりえます。陽の丸坊主には、長く白い(または緑の)実体があり、始値が立会の安値となり、終値は立会の高値となります。陰の丸坊主には、長く黒い(または赤い)実体があり、始値が立会の高値となり、終値は立会の安値となります。

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ローソク足のヒゲは大きいか?


ローソク足のヒゲが示すのは、始値終値を超えた取引の範囲です。支持圏と抵抗圏の優れた指標となりえます。たとえば、価格が一定のゾーンを突破しようとして失敗した場合、チャートではローソク足のヒゲのように見えます。
非常に長いヒゲはピンバーと呼ばれます。

 

ローソク足の反転パターン

ローソク足の反転パターンは、市場の地合いの転換がいつ起こりそうなのかを示すテクニカル分析の手がかりです。 だからといって、トレンドが突然終わるわけではありません。トレンドが突然終わることはまずなく、変化はゆっくりです。むしろ、反転パターンがでれば、トレンドが変化する可能性が高いということになります。

この市場の地合いの変化を示すことができるローソク足パターンはたくさんあります。こういったパターンには、1本のローソク足、2本のローソク足、3本のローソク足、多数のローソク足パターンがあります。パタ-ン内にローソク足が多いほど、シグナルは強くなります。とはいえ、利益の可能性を待って逃してしまうという意味もあります。

よくあるローソク足の反転パターンには次のものがあります。

ハンマーとは何か?

ハンマーは、証券が下降トレンドで、ローソク足終値始値付近になるか、最高値で終了します。通常、このパターンには陽線(上ヒゲ)がありません。ただし、本体に比べてごく小さいときに限り、ヒゲがあってもかまいません。陽のハンマーが現れると、あるポイントで価格は低下するものの、売り手は価格をさらに押し広げることができず、反発して、終値は安値より上となりました。これは強気反転パターン(リバーサルパターン)です。

ローソク足がハンマーににているため、この名がつきました。底をハンマーで打ちます

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実体は白または黒(緑または赤)になります。統計的には、このパターンが成功するかどうかは色に関係ありません。とはいえ、多くのトレーダーは白がでると強気の傾向が強いと受け止めます。

首つりとは何か?

首つり は、証券が寄付きに近づくか、立会の高値で終了するときのパターンです。見たところ、これはまったくハンマーと同じパターンですが、一つだけちがいがあります。首つりは上昇トレンドで表示されます(ローソク足が上から吊られます)。

首つりが示すのは、ある時点で売り手が優勢になり、価格を押し下げましたが、次第に買い手がなんとか回復し、価格を寄り付き地点までもどしました。上昇トレンドでは、この煮え切らない状態がでれば、通常、買い手は制御できなくなっており、その後、相場の反転が起こる可能性があります。

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西洋にローソク足チャートを持ち込んだスティーブ・ニソンは、このパターンで相場の反転の可能性をうまく予言するには、次のローソク足が首つりの実体の下ではじまらなければならず、できれば終値は首つりの下になると主張しています。

もう一つ確認を要するのは、このパターンが証券価格の上場来高値であるか、レジスタンスにあるかです。

流れ星(シューティングスター)とは何か?

流れ星(シューティングスター)は、立会の最安値で小さな実体があり、長い上ヒゲがつく1本のローソク足パターンです。つまり、買い手は価格を新高値に押し上げようとしますが、そうできません。

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流れ星の色は重要ではなく、陰線にも陽線にもなりえます。このパターンが上昇トレンドで現れると、天井をついた可能性があり、相場の反転の印となります。

 

逆ハンマー(トンカチ)とは何か?

逆ハンマー(トンカチ)は立会の安値で長い上ヒゲと小さな実体を伴う1本のローソクパターンです。これは基本的には流れ星のパターンですが、一つだけちがいがあります。下落トレンドで現れます。これは強気反転パターン(リバーサルパターン)です。流れ星と同様に、逆ハンマーでも色は重要ではありません。

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かぶせ線(ダーク・クラウド・カバー)とは何か?

かぶせ線(ダーク・クラウド・カバー) は、上昇トレンドで表示される2本のローソク足パターンです。1本目のローソク足は常に強気の太陽線であり、2本目は常に弱気の大陰線です。2本目のローソクは1本目のローソクよりも高値寄りして、引け値は安値に近づきます。1本目のローソクへのかぶさりが大きいほど、強い反転シグナルです。2本目のローソク終値が1本目の中心よりも下でなければ、通常一番よいのは、次のローソクを待って、トレンドが本当に終わったことを確認することです。

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包み線とは何か?

包み線は、2本のローソク反転パターンで、上昇トレンドでも下落トレンドでも表示されます。上昇トレンドの場合は弱気の包み線、下降トレンドの場合は強気の包み線と呼ばれます。

包み線がうまくいくには、市場に明らかなトレンドがあり、2本のローソクの本体は別の色である必要があります。いつでも2本目のローソクは1本目のローソクよりも大きく、1本目のローソク包みます。

このパターンが上昇トレンドで出現した場合、1本目のローソクの実体は小さく、時には同時線やコマのこともあります。一方、2本目のローソクは1本目のローソク始値終値に広がる大きなローソクです。これは、相場の反転の可能性の合図である 弱気の包み線です。2本目のローソクが大きいほど、強いシグナルです。

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下落トレンドで、2本のローソク足の色が違うことをのぞいて、弱気の包み線とまったく同じように見えます。これは下落トレンドが終わる可能性を示す強気の包み線です。

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包み線は支持圏(サポート)と抵抗線レジスタンスゾーン)の指標としての役割も果たします。

アーシングパターンとは何か?

ピアーシングパターンは2本のローソク足のパターンで、1本目のローソクが長い陰線(弱気のローソク足)で、2本目のローソクは1本目のローソク足の半分以上の高さで引ける陽線(強気のローソク足)です。 基本的に、これはかぶせ線(ダーク・クラウド・カバー)の逆で、この場合は、下落トレンドに表示される強気の相場の反転シグナルです。前のローソク足とかぶさる割合が大きいほど、反転シグナルは強くなります。

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アーシングパターンは強気の包み線とにていますが、2本目のローソク足が1本目のローソク足を完全に覆うわけではありません。

はらみ線とは何か?

はらみは2本のローソク足パターンで、下落トレンドでも上昇トレンドでも現れる可能性があるため、強気の反転または弱気の反転パターンとなりえます。1本目のローソクは常に、2本目のローソクよりも大きく、2本目のローソクは常にコマです。

強気のはらみは下落トレンドで現れます。この形では、1本目のローソクは長い陰線(弱気のローソク足)です。理想的には、2本目のローソクは1本目のローソクの実体の中央付近になるはずです。

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弱気のはらみでは、1本目のローソクは長い陽線(強気のローソク)であり、2本目は陽線と陰線のどちらもありえます。このパターンは常に上昇トレンドで表示され、市場の地合いの変化と相場の反転の可能性があるというシグナルです。

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もう一つの変形パターンがはらみ十字線です。はらみ十字線では、2本目のローソクはコマではなく、同時線となります。

日本語のはらみは、妊娠を意味する言葉で、そのようにパターンは見えます。1本目のローソク母親、2本目のローソク赤ちゃんです。

毛抜き天井・毛抜き底

ほとんどのローソク足を識別する主なポイントはローソク足の実体ですが、毛抜き天井・毛抜き底 の場合は、ヒゲが主なポイントです。

毛抜き天井は2本のローソク足で構成されており、2本の高値が連続して同値となります。毛抜き底も2本のローソク足で構成されていますが、2本の安値が連続して同値となります。理想的には、1本目のローソクが長く、2本目はそれよりも短くなります。この2本のローソクのそれぞれが、実体、ヒゲ、または同時線でできている可能性があり、いずれでも毛抜きパターンと考えられます。

毛抜きパターンは、トレンドの天井または底の見極めに使われます。価格が抵抗線レジスタンス)または支持線(サポート)であるか、価格が史上最高値か史上最安値であり、毛抜きパターンが現れると、トレンドが反転する可能性は高くなります。毛抜きはもう一つのローソク足の反転パターンになりえます。これは強いシグナルです。

明けの明星とは何か?

明けの明星 は3本のローソク足パターンで、下降トレンドに現れます。このパターンでは、1本目のローソクは常に大きな陰線(弱気のローソク足)で、その後に小さなローソク(陰線(弱気)でも陽線(強気)でもよい)が続き、この2本目は理想的には1本目のローソクとは重ならず、その後、大きな陽線(強気のローソク足)が現れて、陰線と大きく重なります。3本目のローソクは、買い手がなんとか価格を制御し、相場の反転が続く可能性があることを示します。そのため、このパターンは強気の反転パターンと考えられます。

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理想的な明けの明星パターンは、2番目のローソク足と3番目のローソク足の間にギャップ(空、窓ともいう)がありますが、空がなくても、このパターンが弱まるわけではありません。特に、FX市場のように、空がめったにみられない市場では空がなくてもかまいません。スティーブ・ニソンによると、このパターンの決め手となるのは、真ん中のローソク足で、コマとなるはずです。

このパターンの変形が明けの明星(同時)パターンで、中央のローソク足はコマでなく、同時線となります。

宵の明星とは何か?

宵の明星は明けの明星の反対です。このパターンは上昇トレンドで現れ、天井をつけ反転するというシグナルです。宵の明星は常に、3本のローソク

で構成されます。1本目は長い陽線(強気のローソク)です。2本目は実体が小さく、陽線(強気)または陰線(弱気)のどちらにもなる可能性があり、コマといってもいいようなものです。3本目のローソクは長い陰線で、1本目のローソクと大きくかぶさります。3本目のローソクがこのパターンでは一番重要で、1本目のローソクにどれほどかぶさっているかにかかっています。

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このパターンの変形が宵の明星(同時)パターンで、中央のローソク足がコマでなく、同時線となります。

黒三兵(三羽がらす)とは何か?

ローソク足3本で構成される 黒三兵 は、陰線が3本連続で続き、各ローソク足始値は前日よりも低く、安値は前日より低くなります。このパターンは上昇トレンドの強い反転がでていることを示します。

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黒三兵パターンは長期トレーダーが一番よく使います。3つの立会を得て明らかになるパターンだからです。

三兵とは何か?

赤三兵は黒三兵の逆です。この場合、各ローソク足は長い陽線で、その直後の各ローソク足は前のローソク足よりも高値で寄りつき、前のローソク足終値よりも高い終値となります。赤三兵は下降トレンドが反転する可能性を示します。

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結論

ローソク足チャートはトレーダーが所有できる最も強力なツールの一つであることは疑う余地がありません。ローソク足は簡単にみつかるところに表示されることが多く、相場の反転を予想できる成功率も比較的高いものです。今日、ローソク足がチャートの標準となったのは驚くことではありません。

とはいえ、パターンが教科書通りのものではない場合は特に、以上のパターンの解釈は、主観的なものになる可能性があります。他のチャートの指標とまったく同じように、ローソク足のパターンは100%信頼できません。そのため多くのトレーダーが、テクニカル指標とローソク足を組み合わせた使い方を好んでいます。

待つの重要性

トレンドをみて、入れそうなところを急いで入りたがる。でも失敗が多く、1週間、2週間動きが取れない。勿体ない。もっと待つべき。トレンドが確認してからエントリする。

私のスタイルは:ライントレード、VPAを取り入れたい。

1時間足をベースに取引、トレンドを確認するため、4時間足を確認する。

ローソク足パターンもきにする。

十字線は、なぜ重要なのか

  • 十字線の出現は、最高値/最安値を付けた可能性、または、それが否定される可能性を示唆する。
  • 短期的な値動きやトレンドが反転する可能性をタイムリーに示す先行指標である。
  • その他の反転指標の裏付けや判断材料となる。特に、サポートレベルまたはレジスタンスレベル付近で十字線が現れた場合で、かつそれが長く続いたトレンドの終局であったり、(大陽線/大陰線等)長く伸びたローソク足の次に現れた場合、反転する可能性が高い。
    • 足長同事線は、十字線よりも、売り買いが拮抗していることを示す。
    • トウバは、買い手優勢により上昇から始まるものの、途中から売り手優勢に逆転し、始値と同水準まで下落して終わるローソク足パターン。
    • トンボは、売り手優勢により下落から始まるものの、途中から買い手優勢に逆転し、始値と同水準まで上昇して終わるローソク足パターン。
  • 十字線が現れたにも関わらず値動きが反転しない場合は、トレンド継続となる可能性が高い。

レンジ相場

ドル/円相場は今年1月2日の105.43円が最高値、2月4日に100.75円まで5円近くの下落に見舞われた後はおおよそ101円から104円の間でレンジ相場となっています。雇用統計のいい数字が出る度に高値を付けて反落してしまうという特徴があり、高値を追ってトレンドを形成することなくレンジ相場に押し戻されてしまうため、いったい何を以て再上昇できるのか、ドル/円上昇の期待値も日に日に剥落してしまっているようです。特に100.20円ライン割れを攻め込む動きが10回ほど見られ、このレベルでは何度も反発していたことから、この水準には大きな買い需要があるとみられてきましたが、昨日5月19日に100.20円のレベルを割り込む局面がありました。

 

2度、3度と同じレベルで相場が反転すると、またそのレベルまで落ちてきた時には買いが膨らみます。こうしたサポートラインに多くの人が気づけば気づくほど、再び下がってきた際は買いが増えていきます。こうしたポジションが、そのレンジ相場の高値近辺で利食われて整理されていれば問題ないのですが、レンジが上方ブレイクすることを期待して保有され続けるポジションも多く、何度もそのレベルに到達する度に買いが溜まっていってしまいます。このように皆が意識するレベルを割り込んだ場合、どのようなことが起こるでしょうか。

 

このサポートラインを割り込んだら損失になる、という多くの投資家が、そのレベルより少し下にストップロス注文(損失確定の注文)を置いています。同じレベルで何度も跳ね返される相場でストップ注文も似たようなところに偏ってきているだろうという兆候が見えてきた頃、短期筋(ヘッジファンド)が、このストップ注文を狙って売り仕掛けをしてくることがあります。流動性の薄い時間帯(例えばドル/円相場ではNY時間がクローズして東京時間が始まる前、シドニー時間など)であれば、ちょっとした仕掛けでもそれを阻む大きな注文が出てこないために、あっけなくサポートを割り込んでしまうことがあります。サポートラインの下には、たくさんのストップ注文が(買いポジションを仕切って投げる)並んでいます。すると、誰も見ていないような商いの薄い時間帯にストップ注文がHITして思わぬ急落となってしまうということも。

 

こうした急落は「ストップ狩り」とも呼ばれますが、ストップ注文と思われるものが全て刈り取られると急落が止まります。そもそも商いの薄い時間帯です。新規で売りで乗ってくる向きもほとんどいません。そうすると、ストップを狙って仕掛けた向きは、これ以上の利益が見込めないと見た時点で売りポジションを買戻してしまいます。そもそもトレンドを形成するような大きな材料が商いの薄い時間帯に出てくることはありません。短期的な仕掛けに過ぎないため、彼らが売りを買い戻した後は値動きが閑散小動きとなりがち。そのうち東京勢がマーケットに参入してくれば、安くなったとみた実需勢が買いを入れてくることも多く、時間帯と値動きから事情を察知したチャーチストは、さらに安いところを買えるラッキーが起こったとみて、猛烈に買ってきます。ストップ注文がほぼ刈り取られてしまった場合、こうした急落急反騰は、ポジションが整理されて軽くなった分、上昇しやすくなり、いよいよ次の上昇相場のスタート局面となりやすいということになります。

 

逆に、ストップ注文があまりにも広範囲に散らばっていた場合。例えば今回のドル/円相場の場合、101.20円を割れたところでストップが多いとみられていましたが、昨日101.20円を割り込んでも、急落するというような動きにはつながりませんでした。今回の心理的節目割れは特に商いの薄い時間帯ではなかったために買い注文もそれなりに出たのかもしれませんが、100円という大台節目も近く、100円台がサポートできれば買いポジションは諦めず様子を見たいとして、更に下のレベルの100円割れにストップを置いているという向きが多いということかもしれません。

 

長期的な相場の方向を決めるのは、各国の金融政策の違いと、輸入と輸出の需給構造。米国が緩和縮小へ貿易赤字は縮小傾向、日本には追加緩和期待がある中で貿易赤字は拡大する一方です。ドル/円相場は円安に成らざるを得ないのというのが大方の見方ですが、何しろ75円台から105円台までわずか1年程度で上がってしまったために、その修正には相当の時間がかかるものと思われます。こうした修正のレンジ局面では、ポジションの偏りや短期筋の動向、台頭する新興国中央銀行の外貨準備のリバランスなどに神経質に動かされトレンドが見えない相場になっています。

 

101.20円のサポートラインがジリ下げで破られてしまったのですが、NY時間には再びレンジ内に買い戻されてきました。目先の重要なポイントは101円第前半を走る200日移動平均線を割り込むことなく反発できるかどうか、というところにかかってきています。200日移動平均線がサポートできなければ今年の安値100.75円を目指す展開となり、いよいよ100円の大台割れが視野に入ってきます。これまでのサポートラインはレジスタンスラインとなってしまうのか?今週はこのポイントを見極める重要な週となります。